廃油をを生かす! 手作り石鹸に初挑戦!
いつも思うけど、油捨てるの、なんだか罪悪感。
食材を食べないで捨てている感覚になる。
なので、油を捨てずに、石鹸にしてしまえばいいのでは??
と思いつき、材料をアマゾンでポチ。
一応、ポチッとなする前に、色々と調べてみました。
普通は劇薬指定されている苛性ソーダで作るとか・・・
苛性ってこんな意味。
「動植物の組織などに対して強い腐食性があること」
くっついたら皮膚がただれてしまうという意味みたいです。
そんなの見ただけで、怖くて泣きそうです。
なので、もう少し安全な作り方でやることにしました。
オルトケイ酸ナトリウムで作る方法です。
作り方は、こちらのページを参考にしました。
廃油石けんの作り方 苛性ソーダなしで簡単にできる方法 | 暮らしのメモ
劇薬ではないですが、それでも慎重に扱わないといけない材料のようです。
■材料
廃油 500cc
水道水 250cc
オルトケイ酸ナトリウム 150g
ペットボトル×2(1Lと2Lのもの)
牛乳パック(布ガムテープで工作が必要)
マスク、ゴム手袋、メガネ
ロート×2(水用と油用)
大きなスプーン(オルトケイ酸ナトリウムを計るときに使った)
計りと計量カップ×2(水と油用)
お好みのアロマ(匂い消し)
※作る時の注意点
オルトケイ酸ナトリウムは、直接触るとやっぱり危険です。
ゴム手袋、マスク、メガネで自分の安全を守りましょう。
■手順
1、水とオルトケイ酸ナトリウムを混ぜる
水をペットボトルに入れ、その次にオルトケイ酸ナトリウムを投入。
白濁します。
溶けにくいみたいなので、フタを閉めてシャカシャカ振って撹拌。
熱くなるので、タオルでくるみながらやりました。
2、水が透き通ってきたら、廃油に1を投入
白濁します。
フタをきちんと閉めて、シャカシャカ振って撹拌。
30秒シャカシャカ振って、30秒休む。
これを6回。
こんな感じになりました。
お手製の石鹸型。ガムテで色々と補強。
3、石鹸の型入れ
油臭いので、半分入れてから、アロマオイルを20滴入れました。
残りを型に入れて、またアロマオイルを入れて、
割りばしで混ぜながら、好みの匂いになるまで入れました。
今回は40滴で自分好みになりました。
紙パックにボールペンで日付を書いておくと、いつ作ったかすぐに分かりますw
型入れすると牛乳パックが横に広がるので、ガムテなどで補強。
涼しい場所で乾燥させる・・・。
って、我が家に涼しい場所ないwwww
仕方ないので、リビング(キッチン)に置きました。
次の日、油みたいのがもれていた!
置く場所は、キッチンで正解のようです。
汚れてもすぐにきれいにできる^^;
手作り石鹸は涼しい秋に作るのがいいのかなと思いました。
数日後に切り分けて、2週間後には使えるそうです。
廃油石鹸は液体せっけんにも加工しやすいそうです。我が家は液体せっけんで洗濯しているので、洗剤代が助かるかも!?
手間ですが、家計にも優しいし、ゴミも減るのでうまくいけば今後も続けていきたいと思いました。
面倒な方には、こんな商品もありました。
私も買おうか悩んだのですが、本格的にやりたい気持ちが勝ったので、オルトケイ酸ナトリウムの粉で石鹸を作りました。
主成分はオルトケイ酸ナトリウムのようなので、1の工程を省ける形になります。
気になるのは、用途に「食器洗い、ズック洗い、お洗濯などなど。(洗顔やお肌には適しません)」とありました。
オルトケイ酸ナトリウムで作ると、用途が限定されそうです。
調べてみると、
石鹸作り 苛性ソーダとオルト珪酸ソーダの違い - レザークラフト・ハウス
苛性ソーダで作った石鹸と違うようです。
洗顔やボディーソープとしては、珪酸塩が含まれるためか使わない方がいいということのようです。
珪酸塩の毒性をググってみても見つけられなかったのですが、
を見る限り、アルカリ性が強いということのようです。
洗剤には苛性ソーダより優秀な石鹸が作れそうですが、洗顔やボディーソープに使うとなると肌へのダメージが大きそうです。
用途によって、作り方を変える必要がありそうです。
どっちかというと、手作り洗剤って言った方がいいかもしれないですね^^;
■次回の課題
1、漏れない型作り
2、撹拌不足で油みたいのが出てきたのか?