育児日記?9 長男編 三者面談終了。先生の受験ハラスメント?
昨日。
雨が降りそうな夕方、長男と二人で学校に向かう。
二人で進路の最終確認をしながら、つい速足で歩く。
進路に関した最後の三者面談の日だ。
この日に最終的な希望校を決めなくてはいけない(と学校は言う)。
制度的には私立のみ決めれば良さそうだが、我が校は公立も決めろと言う。
先週末に行った学校見学で、やっと行きたい学校が見つかった。
学校って、行かないと分からないものですね^^;
そこは塾に勧められた私立ではなく、都立校。
普通科ではなく、理系の学校だった。
設備、教育内容に長男はときめいたようだ。
夏休みから色々な学校を見学して、やっと行きたい高校が見つかった;;
行きたいけど、成績的に行けない学校は多いけど、
成績も圏内で、行きたい学校はなかなかない^^;
偏差値は50オーバーだけど、今年は公立高校が不人気のためにボーダーは
例年より低くなっていました。
コロナ下でも、私立はオンライン授業で対応してくれるというのが評判で、私立が人気になったためです。
傾斜配点(ある科目だけ得点1.5倍)があるため、
長男でも何とかなりそうな感じになってきました。
6月の模擬では、偏差値40を切る学校しか無理そうだったのに、
50オーバーも狙えるところに来たので、良かった;;
評定さえよければ、もうちょっと行けそうだったけど、
それはないものねだり過ぎると諦める。
■最終志望
①公立校 推薦と一般入試
②私立校 滑り止め 一般入試
結局、②の偏差値40の私立でも評定が足りずに、併願優遇は受けれなかった。
教室に入り、先生に学校の資料を渡す。
最終志望を伝え、傾斜配点があることを伝え、先生の話が始まる・・・
「長男君は英語がダメだから、もっと頑張らないとまだ無理ですよ」と講釈が始まる・・・
「私立は3科だから、英語をもっと頑張らないと入れないよ」などなど。
嫌味とも取れる、彼の講釈は長男君の現状とはかけ離れたものだった。
定型文なのかな? ただハラスメントしたいだけかな?
こうなると思っていたから、模擬の結果を資料と一緒に渡していた。
一息ついたところで、
私「お渡しした模擬の結果を見て頂きたいのですが、
私立は合格率90%で、公立は傾斜配点で合格圏内に入っています」
先生「英語がんばらないと私立受からないでしょ」
私「模擬のコピー2枚目右下が私立の志望校で、合格率が書いてあります」
「英語以外で頑張って合格圏内にはなっておりますが、
100%じゃないので不安がないようにこれからも英語に力を入れていきます」
先生「公立校は・・・・」
私「傾斜配点なので、今回頂いた評定の上がり分でB判定に入ったはずです」
先生「(資料を見ながら)・・・」
私「B判定だとまだ60%以上なので、A以上になれるようにしたいと思います」
先生「・・・」
先週末に学校説明会に行って、相手の学校から推薦を受けることをすすめられた話をすると・・・
先生は「確認してきます」と言って、教室の外へ・・・
返ってくると「欠席日数が多くて、難しいです」とのこと。
今更ww
今までの三者面談の時に、何度も推薦をお願いしていたよw
前回、連携している高校の推薦は出せると言ってたよw
でも、そこは断ったのを覚えています^^
推薦は、連携していると出せるが、連携していないと出したくない
というものらしい^^;
出せないなら、最初から出せないと言って欲しいものです。
3年になる前から、「評定などに関わらず推薦は勧めてない」ことは色々な先生から聞いていたので、
公立というのは推薦を勧めないものなのだろうと思っていました。
それを長男君が志望する学校の個別面談で言ったら、
相手の先生はビックリして固まっていた^^;
そういうのは初耳だそうです。
我が校だけ違うっていうの私も初耳w
チャンスは多いほうがいい。
なので、三者面談で毎回、推薦のことは聞いていました^^
でも、ダメそうですね。
長男君は、1年生、2年生にある競技のプロを目指していたために、
平日から教室に通ったり、土日は試合のために欠席、早退が多かった。
3年になる前に進学を選んだので、3年生の出席日数は問題なかった。
こういうことにならないようにと、
1年、2年の時も学校と色々と相談しながら、欠席したりしたつもりだったのだけど、
それは意味のない行為だったようだ。
口頭では、推薦に引っ掛からないような話をしていたような??
音声でも取っていれば良かったのだろうか??
後の祭りなので、忘れることにする。
この人たちとの口約束は空手形なのだろう。
おそらく推薦はもらえないだろうから、学力だけで頑張ることになった。
変に人に頼ったり、評価を気にしてヒラメ人間やイワシ人間になられても困るので、
自分の力で、自分の道を勝ち取ってほしいと願う。
受験は、学力ももちろん必要だけど、
学校や先生との戦いにも勝利しないといけないのだと身に染みた。
親は、受験システムを勉強して、子どもが不利な状況に陥ることを防ぐ必要があるのだ。
先生にお任せでは、お先真っ暗になりかねない。
もちろん、いい先生、学校との出会いがあればそんな状況にならないと思うが・・・。
学区で決められている学校の公立校。
子どもや親が学校を選ぶことは難しい。
学校がダメだと分かったら、地域の塾など、頼れる人とつながることが大事なのだと思う。
今回までで公立校からの高校受験で分かったこと。
1,受験は1年生から始まっている。欠席はできるだけしない。
私立単願、併願の要件には、欠席日数が年10日以内など3年間の出席を重視する学校が多い。
公立校の推薦を得るためにも、欠席しないことが重要。
2,3年生で最初にもらう評定が高くなるように、2年生の時から準備しておく。
学力面のアップはもちろん、提出物は出す習慣などを身に付ける。
最初の評定が低いと、後でリカバーすることは困難。
評定は、私立は単願、併願の要件になる。公立は推薦、学力試験の点数になるので少しでも高くすることが重要。
3,評定の要素
①テストの点数、②提出物をちゃんと出す、③先生に好かれる生徒になる
学校によるかもしれないけど、③は我が校では重要との噂。
③が良いと、先生が評定を上げてくれる。
絶対評価って何だろう??
4,受験制度を親が理解し、進学するための点数などを把握しておくこと
先生によると思うが、先生は基本的に受験のエキスパートではない。
塾で相談して、学校を決める方が確実。
親もシステムを理解して、子どもが不利にならないように守ってあげれる存在になる。
5,1年、2年の時から学園祭などに行って、行きたい学校を見つけておく
コロナ下では難しいけど、学園祭は学校の雰囲気を知るのに良いそうです。
その時に、個別面談なども活用すると、受験対策も分かって良いそうです。
先生と仲良くなれることもあるそうなので、
「学園祭は良い」と友人のママが言ってました。
評定、進学の相談・・・。
公立校はに第三者が入って取り仕切ったほうがいいのでは??
と思う。
学校、先生ごとに違う、評定の付け方のブラックボックス。
子ども一人ひとりにとっては人生の一大事の受験に対して、通り一遍の対応しかしない先生がいる現実。
不条理が現実なのだと
子どもにも分からせるのが
公教育機関の重要な役目
そうなのだろうと思って、割り切ることにした。